本日から育休に入りました!
ということで今まで会社員をやっていてずっと存在していた給与収入というものがなくなり、育児給付金というものに切り替わり金額やタイミングも変わります。
育休取ることに決めた段階で少し書きましたが、男性が育休を取る場合でも特に女性と制度や給付金額なども変わらないですね。
育休取得から6カ月間は給料の67%、以後は給料の50%が給付金ですね。
私の会社ではほとんど男性社員で育休を取ったことがある人はいないそうで、過去1人いたくらいだそうですが、思い切って2018…
こう見るとガッツリ収入が減ってしまう感じがするのですが、会社の給与って源泉徴収でいろいろ差し引かれて手取りって案外そもそも少ないんですよね。
額面見てから手取り見ると悲しくなる体験を何度もしていますw
5年も働いているともういちいち悲しくもなりませんがw
ところが、育児給付金って天引きされないはずなんですよね。
と思い税金や保険料などのことも考えて額面ではなく手取りだとどれくらい育休で収入が減るのか?を計算してみました。
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育休中は天引きされない
しらべてみたところ、育児給付金は無給扱いになるようです。
したがって、会社員の給与所得で天引きされてきた各種項目はなくなってくれるわけですね。
具体的には、育児給付金が対象外となる支出は以下のとおりです。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
給与明細を見ると分かりますが、ほとんど全部ですねw
ただ、一点だけ注意が必要なのは住民税ですね。
住民税は前年度の所得に対してかけられていますから、育休中は自分で支払わないといけません。
ある日突然自治体から請求書が届きますが、金額を見て倒れそうになります。
関係ありませんが、私、人生最大の出費は税金だと思っていますw
なので税金について知ることは給料を上げるよりもインパクトがあると思います。
まあ、話がそれましたw
要するに、育児給付金に対しては住民税は発生しないものの、育休中に前年度分を支払う必要は生じるため気をつけましょう。
そのかわり翌年は楽になるはずですね、育休で無給扱いですから。
キャッシュフローと、収支については分けて考えたほうが現実を把握できますね。
会社の会計でもキャッシュフローとPLは別ですし。
ただ、会社はキャッシュが尽きると倒産してしまうのと同じように、家計もキャッシュが尽きると支払いが滞り危険なので現金の保有額については気を配ったほうが良いと思います。
結論手取りはどれくらい減るのか?
各種天引きがなくなる、そのかわり収入額面は67%, もしくは50%になる。
それは手取りで言うとどうなのか?を計算します。
ここは手取りの額によって所得税率も異なりますので、詳細に知りたい方はご自身で計算されたほうがいいですが、一旦雑めに計算しますw
あくまで参考程度に!
例えば毎月給料額面30万円、前年度も同額だった場合で計算します。
月間の手取り計算は以下のサイトが早いですね。
給与計算…
住民税はこの給料の人の場合をざっと計算して年間20万円、月間1.6万円と設定して計算します。
すると、この場合の手取りは237,283円。額面30万円に対して79%ですね。
そもそも会社で働いていても手取りは21%も削られるのか、と吐きそうになりますがw
さて、この方の育児給付金は、最初の半年は201,000円(額面の67%)。その後は150,000円(額面の50%)ですね。
では、この記事で知りたかった結論の数値です。
手取りで減少する金額は、満額(237,283円)に対して最初の半年は84.7%(201,000円)、その後は63.2%(150,000円)です。
こう見ると、男性、半年くらいは取っても全然家計インパクトないので取ってみては、と思いますね。
手取りの15%と引き換えに毎日休みで子供も奥さんも喜んでくれるのではないでしょうか。
また、さらに半年以上続ければ手取りの36.8%と引き換えとなりますね。
毎日平均8時間労働と通勤時間がなくなります。
私は安いと思ったので1年弱の育休を取ることにしました。
この程度の収入減少幅ならば家のいらないものをメルカリで売ったり、ちょっと節約するだけでも乗り越えられる気がします。
それに、会社での働き方についても私はプラスだと思っています。
入社1年目で子供ができた、とかではないのであれば会社と距離を置き、自分や仕事を見つめ直す良い機会でもあると思います。
私の場合は長男が入社3年目、次男が入社6年目に産まれました。
5年以上も平日毎日出社する凝り固まった生活を続けてきたので、一度長めに休暇を取ることで自分や仕事についても考え直そうと思っています。
ちなみに、育児給付金はボーナスを計算外にしてるのでボーナスの割合が多い会社だと年収ベースでの手取り減少は大きくなっちゃいますね。
私の会社はボーナスが少なすぎていつも社員から不評でしたが、育休を取るタイミングだけは感謝でしたw
なお、育児給付金の計算はこちらのサイトも便利です!
ご出産予定の方のために、出産予定日などの情報をご入力いただくと「育児休業・産前産後休業の期間」だけではなく「給付金・手当…